2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツ語のおかげで彼の声

大学では英語が必須科目だった。 第二言語の選択肢は、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語だった。 私は英語の文法構造が好みだったこともあり、英語のパターンに似ているドイツ語を選択した。 大学生になったことに浮かれることもなく、たんたんと勉強す…

サイト

私は自殺を考えていた。 いろいろ調べてみたら、あるサイトを見つけた。 「死にたい」と投稿している人がたくさんいた。 私はそれに参加する勇気もなく、もちろん死ぬ勇気もない。 鬱状態のせいでどうしても自分を保てないでいる。 コントロール、コントロー…

「言ってくれてありがとう。」

彼は、私に似ていかなかった。 価値観、金銭感覚、考え方、ファッションの好みや食べ物の好みも。 それでも彼を知っていくにつれて、似ているところを見つけた。 それは臆病なところである。 私は今までに彼との関係よりも優先して自分のことをやり進めてい…

Myself. . . 1

Hi, everyone. Today, I want to tell you about myself. Actually, I have never explain that because I hesitated to do. If I let you know about my personality, you'll be more comfortable to read my blog. I'm 23, female. lol I graduated from a…

中身

箱の中。 昔私は箱の中に入っていたことを覚えていない。 そう、暗闇に。 最近それに気が付いた。 箱は長方形で、真っ暗なのに、居心地がよかった。 きっと、慣れ親しんだのだ。 その中では一人だった。 独り。 きっと誰かがいてくれれば、もう少し世界が見…

Vネック

綺麗な鎖骨が見えるのはVネック。 私は鎖骨を見せることも見ることも好きなのだ。 Vネック信者、Vネックフェチ、Vネックオタク。 なんとなくいろんな表現ができる気がするが、どうだっていい。 そう思っていた。 ここ最近はVネックの服を着ることがなくなっ…

コーヒー味と夜風

ある友達は当日ふいに遊びの誘いをする。 それはいつものことで。 彼女は公務員。 論理的に物事を考えるタイプなのに。 ある日から、本能をありのまま私に見せるようになった。 夜風が気持ちいいころ、彼女の心もスカートのようにひらひらと風を感じていた。…

消えたんじゃない。

私は一度消えた。 この場所から、この世界から。 どうしようもない暗闇の中に、一人になれた。 それはそれは私にとって、居心地のいい場所だった。 きっと、守ってくれた。 今もがいている私を、暗闇で安心してねと囁くように。 私は生きてきて23年間何か茶…

nanoni

過去の話。嫌いではない。 嫌だった思い出も、鮮明に丁寧に頭の中に保存されている。 最近物忘れがひどくなっているけれど、 これは少し前のお話。 2か月間の短期派遣。 2か月なのに、クレーム対応や電話での相談をこなしていた。 他のスタッフさんと仲良く…